『大丈夫』『頑張って』『あなたなら出来る』
よく耳にしそうな励ましの言葉の数々は挙げたらキリがない。
私はこれらの言葉を極力使わないようにしている。使えないと言った方が早いだろうか。
人生、誰しもが極限まで追い詰められると見えてくるものがある。
人間の決して表には出てこない醜い本性が見えてしまうようになるからだ。
かく言う私も本当は見たくもない、知りたくもない。
けれど既に遅く他人の言葉の裏の感情に気付くことが多く、この為に他人とのコミュニケーションは避けている方だ。
これが人付き合いが悪いと言われている、又はそう思われている理由だ。
少し前までは頭で考えて話したいと思っていても口が全く動かず何も言えない状態だったのだから。
調べてみたら自律神経の問題と分かって安心したけれど、まさか自分がそうなるとは思っても見なかった。
ただその事実を受け入れる時に、自分の心理状態が極めて悪かったと認識せざるを得なかった。
だから他人と関わる時は文章を書いて交わす方が楽でいい。
直ぐに返事をしなくて済むからね。
話が長くなってしまったけれど、これらの理由から安易に使えなくなった、というよりも、その励ましの言葉がその人を時に追い詰め、また鞭打つような言葉となり最悪の場合は肯定ではなく、相手のことを全否定することにもなることを身をもって知ったから。
では、どうやって励ますのかは別の記事にしようと思う。
長くなりそうだからね。