竈門炭治郎の歌は知っていた。
最近、妹の竈門禰󠄀豆子の歌があることを知った。
試しに動画を視聴しようと、大して期待せずに再生して観終わる頃には両目から大粒の涙がボロボロと溢れていた。
竈門炭治郎の歌詞にとても共感したことを昨日のように覚えている。
その歌詞は誰に話しても理解されないわたしの人生模様を描いていて、そこに光を当ててくれたかのようで忽ちわたしの心を掴んで離さなかった。
今回、視聴した竈門禰󠄀豆子の歌も陽だまりのような温かな雰囲気と歌詞で、やはりティッシュが必要になってしまった。
一枚ではとても足りないくらい。
不思議なもので、両曲ともその時のわたしの心理状態と重なるのである。
こんな偶然に出会うものかと、むしろ必然だったかのようなタイミングだと思えてしまう。
アニメだから、と言ってしまえばそれまで。
けれど、アニメであってもなくても、その物語の内容の深さと濃さが重要だとわたしは思っている。
兎にも角にも自分がどう感じているかが重要なので他者の評価は右から左へ聞き流して終わり。
次に素敵な音楽と出会えるのは何時かと少し楽しみになっている今日この頃。