道端のヒメオドリコソウの少し濃い色合いの緑とピンク色が地面を覆い咲いている。
春のような暖かい日に外へ出て深呼吸をする。
まだ此処はスギ花粉の飛散量は少なく今はまだ深呼吸しても問題ない。
暖かいと言ってもその空気の中には春の気配はない。
我が家の小さな庭の植物たちは確実に春が近づいていることを知らせるかのように芽を出し始めている。
少し気掛かりなのは株分けしたアガパンサスだ。
年末に思い切って掘り上げ丁寧に株分けして一部を別の場所に移植したからだ。
新しい芽は出るだろうか?
それ以前にダメになってしまってないか?
ずっと気掛かりだったが、今朝それぞれ植え替えた場所を確認してみたら緑の新芽が少し見えてきていた。
ホッとしたのと無事に生きていたと思うと心から嬉しくて春本番が今まで以上に楽しみになった。
今年は花が咲かないかもしれないが来年以降に花を咲かせてくれればいいと思っている。
その時に幾つ花を付けるかはわからないけれど今から青色の花を眺めるその日を待つ。
今年は他にも新しく植栽をいくつか増やす計画をしている。
今年一年でどのような変化をしていくのか、また、自分ができる範囲で庭を整えることができるかは年末に評価できたらいいと思う。
叶うなら庭の花に野の花の春紫苑と姫女苑を庭の植栽に少し加えてみたい。
園芸種の花も素敵だけど野の花も庭を彩ってくれるに違いない。
昨年の夏にマルチングとして使いたいと庭に芽を出したエノコロ草を花壇に移植したら花壇が華やいで見えて驚いた。
今年もまたそうして楽しみたいと思う。
春本番までもうすぐ。
花粉症の対策をして庭仕事をしていきたい。