先日、ネット動画を何気なく検索していた時のこと。
ご先祖様を迎えるための飾り付け動画を見つけ、懐かしさと今は亡き祖父を思い出して視聴することにした。
わたしの出身地とは少し飾り付けが違うところがあるなぁと地域の違いもまた興味深く見ているうちに脳裏に甦る子供の頃に過ごした祖父母とのお盆の思い出の数々、その中でもお盆の飾り付けやお供物の数々が並べられてゆく様を見てご先祖さまに対する思いをその姿を見て感じ取っていたことを改めて思い出していた。
動画を見終わった時は目頭が熱くなっていた。
今は実家からも離れて暮らしているためお盆の飾り付けとは無縁の生活になってしまったが、それでも体に染み付いているのだろう。
この時期になると今は亡き家族や親戚の大叔父、大叔母を懐かしく思う。
昔話や経験、時代的に戦争、災害にあった時の話などを子供の頃によくしてくれたことを年月が経った今も昨日のように思い出す。
それがどれだけ自分を豊かにしてくれているか計り知れず言葉にはできない。
ただ有り難く感謝しかない。
お盆が明けるまで懐かしい思い出とともに過ごそうと思う。